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グローバル豊中は「私の街の語学スクール」として親しまれ、小さいお子様から学生、ビジネスマン、主婦、退職後の方々まで、たくさんの方がアットホームな雰囲気の中で学んでいます。

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アティテュード(態度)点とは何?

3級~準1級の英検面接では質問に対する答えの内容を採点するほかに、アティテュード(態度)点というのがあります。面接会場に行って受験者情報を記入するカードをもらいますが、その裏側が採点表になっており、その一番右端にアティテュードのマーク欄があります。1~5の範囲でスコアが与えられます。

実際の点数は、この項目が5であれば3点、4であれば2点、3~1であれば1点が加算されます。つまり、音読やQuestionの点数が5点満点で採点されるのに対して、アティテュードは最大で3点ということです。

では、この項目はどのように判定されるのでしょうか。
一言でいうと「コミュニケーションを取ろうとする意欲があるかどうか」が見られています。

具体的にどうすればこの点数がよくなるかというと…

①面接委員にしっかりと伝わるように大きな声でハキハキと話す
②カードを見ながら答える問題以外では下を向かずに顔を上げておく
③面接委員から声を掛けられるたびに "OK." "Thank you." "Yes." など何らかの反応を示す
④あいさつなどをしっかりする

このようなことに気を付けましょう。
①については、答えに自信がなくてもボソボソ聞こえにくい声で話さずに自信をもって声に出しましょう。
②は別に面接委員の目を見つめる必要はありませんが、目線を上げておくことが大事です。
③は、例えば最初の音読のセクションで "Please read it aloud." と言われて、いきなり読み始めるよりは、"OK." と返事をしてから読み始めた方が印象がいいですよね。
④のあいさつは、しなかったからといって即減点されたりはしませんが、やはり印象が悪くなってしまうので、最低限の基本のあいさつはすべきです。

もちろん余裕があれば愛想よく笑顔もあった方が印象はよいのですが、緊張している状況でニコニコするのは難しいですし、もともと表情が硬い人もいるでしょうから、表情に関してはそれほど気にする必要はないでしょう。あくまで相手と一生懸命コミュニケーションを取ろうという姿勢を見せることが大切です。(この「一生懸命さ」や「熱心さ」が一番大切ですね)

つまり、ひとつひとつは小さなことでも、その積み重ねによって全体的な印象を良くしていくわけです。

英語のスピーキング部分で合格・不合格ギリギリの点数であった場合は、このアティテュード点が5か4かによって合否がわかれるケースもあります。英検協会が提供しているバーチャル二次試験を参考に、受け答えのパターンを事前にしっかり身につけておきましょう。


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